あおむしぐらし

4歳1歳兄妹と悩みまくりな私の(育児)日記

ひらがなにあまり興味がない5歳児のために用意したもの。絵本と積み木がいい感じ。

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5歳と4か月になる息子は文字の読み書きにあまり関心がないらしく、「読んでみる?」「お手紙書いてみる?」などこれまで何度か促しても「やだ」と頑なに拒否していました。

来年は保育園の年長クラスで、小学校に上がる前にはある程度読み書きができるようになっていたほうがいいのでは?

私自身も平仮名の読み書きができるようになったのは比較的遅めでしたが、小学校に上がる前には祖父母への年賀状に何かしら一言書いてたなぁと思い、最近ひらがなに興味が持てるように色々取り入れてみています。

その結果、平仮名の書いてある積み木を「う、え」と並べたり、ワークで文字を書いてみるページに以前より積極的に挑戦したり、ちょっとは興味が出てきたっぽいので、今回は何を用意したか紹介したいと思います。

 

今まで家に用意していたもの

  • お風呂に貼るあいうえお表(3歳ごろにこどもちゃれんじで来たやつ)
  • 部屋に貼るドラえもんのあいうえお表(半年くらい前に購入したワークの付録)
  • 「ひらがなパソコン」(3歳ごろにこどもちゃれんじで来たやつ)
  • 「ひらがななぞりん」(4歳ごろにこどもちゃれんじで来たやつ)

お風呂に貼るあいうえお表

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お風呂のあいうえお表は、3歳4歳のころは「〇どれだ?」(息子の名前の最初の字とか)とクイズを出しても「わかんない」と、あまり活用されなかったです。

保育園で今の4歳児クラス(年中)に上がってから、マークより自分の名前で自分のものを判別する機会が増えたようで、その影響からか、最近は自分の名前に使われている文字は読めるようになってきました。

なので、やっと最近になってお風呂で活用され始めてきました。

ちなみに2歳の娘も一緒に「〇〇ちゃんの〇だよ~」とやっているので、娘は既に自分の名前の最初の字が分かります。二人目ってすごいな。

ドラえもんのあいうえお表

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部屋に貼っているドラえもんのあいうえお表は、息子はドラえもんが好きなので半年ほど前にキャラクターのパワーを借りようと買ったものです。


ドラえもん はじめてのあいうえお 3・4・5歳: ドラえもんと やってみよう! (ドラえもんとやってみよう!)

このワークの付録なのですが、あいうえお表目当てで買いました。ワーク本体はもう少し興味が出てからでいいかなと思ったのでやっていませんが、もうそろそろいいかなと思っています。

 

ひらがなが読めるようになるために、「毎晩1回家族であいうえお表を指差ししながら読んだら2週間くらいで読めるようになった」というネットの体験談を読んで、確かに数字が数えられるようになるプロセスと似てるなと思って(数字は①唱えられる、②文字と一致する、③数えられる、という段階を踏んで分かるようになるそう)、真似してやろうと思ったのですが、半年前はそんなに息子はやる気にならずでした。

 

ですが最近はゲーム的にやるようになりました。(ただし毎日ではなく気が向いた時だけ)

あいうえお表を居間の引き戸に貼っているので、そこを締めて(私か夫を締め出し)、あいうえお表(呪文)を最後まで唱えたら戸が開く(締め出されていた人が入れる)というゲームになりました。

なぜゲームになったというと偶然なのですが(確か夫が「あいうえおを唱えたら開く魔法のドアだよ」とか言ったからだったか)、こういう楽しんでできる工夫をするといいんだなと思いました。

ちなみに息子はまだ分からない文字は絵をみて考えているようです。

 

「ひらがなパソコン」と「ひらがななぞりん」f:id:aomushi-gurashi:20210211222948p:image

こどもちゃれんじで3・4歳児向けの「ほっぷ」8月号で来た「ひらがなパソコン」、4・5歳児向け「すてっぷ」4月号で来た「ひらがななぞりん」はどちらも息子には早かったようで、そんなにやっていません。

少し前にひらがなパソコンで「ひこうき」と押せるようになったくらいです。

そして息子がやっていると、娘も必ずやりたいと言い、ケンカになるので息子は落ち着いてやることができません…。

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↑妹に取られた図

そういう事情もありあまり活用できていないので、今後に期待です。

 

最近用意したもの

  • 絵本「あっちゃんあがつく」
  • 公文の「ひらがなさいころつみき」
  • 恐竜かるた
  • Z会のワーク

絵本「あっちゃんあがつく」

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「あっちゃんあがつく」はTwitterでめぐみさんが紹介していたのを見て買いました。

濁音や半濁音も含めた全139ページで、「いっちゃん いがつく いちごじゃむ」と語呂が良いのと、絵がかわいくて子ども達にヒットしています。

 

最初は娘の方が見ていましたが、息子も気に入ったようです。読んでると寄ってきて、「読める?」というと、絵を見て読んでくれたりします(絵を見てるのでたまに間違う。笑)

でも息子は確実にこの絵本で「ひらがなを読む」ことに前向きになりました。今までは全然読もうとしなかったので…;;


あっちゃんあがつく―たべものあいうえお

 

公文の「ひらがなさいころつみき」

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ひらがなの積み木もあった方がいいんじゃない?という事で、公文のひらがなさいころ積み木を購入しました。

お正月に夫の実家に行ったときに、同じような積み木があって、義母が娘とそれで遊びながら、息子の従姉妹達の上の2人はこれで名前の文字を並べたりしてよく遊んでたけど、5歳離れた末っ子はあんまり遊ばず(上の子達と一緒にゲームをするのが多かったそう)小学校入ってからけっこう苦労してたよ〜という話をされました。(焦る)

 

ひらがなの積み木だと公文から出ているのは平たい方がメジャーかもしれないです。夫の実家にあったのも平たいやつでした。

(↓平たいやつ)


くもんのNEWひらがなつみき WB-24

 

わが家が買ったのはサイコロ状になっていて、1面が絵、5面に「あ」「い」「う」「え」「お」など5文字が書いてあります。が行やぱ行など、濁音と半濁音も一通りあります。


ひらがなさいころつみき

 なぜこっちにしたかは、Amazonでこっちの方が2000円くらい安かったからですが、これだと同じ文字が最大5個使えるので、並べてしりとりがやりやすいです。

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しりとりをするのは、まだ主に大人です。↑私と夫とこんな感じでやったりしています。

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それを横目に息子は普通に積んでます。

でもたまに、積み木を持ってあいうえお表を見にいき、「え!」と読みを確認したり、自分の名前の積み木を並べたりしています。(しめしめ…少しは興味がでてきたようじゃな…)

 

恐竜かるた

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恐竜かるたは、カルタもほしいなーと思って買ってみたのですが、あまりヒットせずでした。息子の恐竜ブームは終わっていたようです…。

そうすると次はドラえもんかな…


楽しくおぼえる ひらがな・カタカナ: ドラえもん おべんきょうかるた ([かるた])

「あっちゃんあがつく」のかるたもあるので、迷う。


たべものかるたあっちゃんあがつく

 

あと、カルタを探していてジブリのかるたを見つけたので、息子そっちのけで、どれかほしいなぁと思っています。

個人的にラピュタもののけ姫ジブリの中で好きなので、ほしいなぁ。でもやっぱりトトロかなぁ。


エンスカイ(ENSKY) となりのトトロ 名台詞かるた カードサイズH89×W58mm

 

Z会のワーク

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文字に興味を持たせるためというより、小学校に上がる前にワーク的なものへの抵抗感をなくしたいと思って、Z会のお試し教材をもらってやってみました。

息子はこどもちゃれんじのワークは全くやろうとせず…。年少の頃の運筆のワークから苦手意識があるようです。

私も無理にやらせる気はなかったのですが、小学校入学まであと1年となると、ちょっとはやった方がいいのでは…?鉛筆を持ってなにか書くというのに苦手意識があると、それはすごい障壁では…?という危機感もあり。

 

(もちろん、小学校の宿題とかテストができないと、本質的な学ぶ力がないというわけでは全くないと思いますが、「できない」意識がついてしまうと息子が自信をなくすんじゃないかという不安があります。まあ私がこういうのを全く気にしなければいい話かもしれませんが…)

 

お試し教材のワークは息子がけっこうやる気でやってくれたのと、「ぺあぜっと」という親子でやる体験型の教材が魅力的だったので、入会することにしました。

ワークは、文字に興味を持ち始めたからか、ちゃれんじでは手をつけなかった文字を書くページも自分から積極的に取り組む意欲がでてきたようです。

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ちょっと鉛筆の持ち方がおかしいのと、線がふにゃふにゃなので運筆の練習からだねって感じですが…!今まではやろうとすらしなかったので、かなり進歩です!

 

まとめ

文字の敏感期みたいなものって、まだ息子に来てないなーと思っていましたが、振り返ると、文字に興味が持つきっかけになるようなモノを家に用意してなかったなと思いました。

絵本とひらがな積み木が、現状では良い感じなので、これをきっかけに小学校入学までに読み書きにすこしでも苦手意識なく取り組めるようになればいいなと思います。

 

やっと少し文字に興味がでてきた息子ですが、書きがスムーズにできるまでの道のりはまだ長そうです。

まぁとりあえずは読み…!読めるようになれば最悪書くのはPCとか音声入力とかあるし(←)、なんとか生きていけるでしょう…

 

あと、ゲームのように楽しんでやれる工夫をするのと、息子のやる気を出させるような工夫をするのが大切だなと思います。ひらがなの呪文とか、ワークはできたページに花丸を書いてあげるとか。

私、自分が小学校の勉強は特につまずかず、宿題とか毎月取っていた進研ゼミも自分からやる子だったので、息子がそうじゃなかった場合の自分の意識の持ち方に気をつけないといけないと思っています。

教育虐待みたいにならないように、ひらがな以外への息子の興味も大切にしたいなと思います。

 

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「お母さん食堂」の件で思うこと。自分の中にあった無意識の偏見について

昨年末にファミリーマートの「お母さん食堂」の名前変更を求める署名に肯定的なツイートをしたら、知らない人から否定的なリプや引用リツイートを複数されました。(初めての経験)

 

 

ああ日本のTwitterって感じ〜!結論ありきでリプしてる感じで議論しても無駄っぽいなと思ったので、返信したりはしなかったのですが…

(でも煽られて1つだけリプしたな)

 

署名サイトでも説明されているように、日本では未だにジェンダーステレオタイプ(簡単に言うと「女は家事」「男は仕事」というやつ)が社会的に根強く残っています。

 

2020年のジェンダーギャップ指数も、153か国中121位と先進国の中で最下位です。

(参考:「共同参画」2020年3・4月号 | 内閣府男女共同参画局

 

ジェンダーギャップ指数は、経済・政治・教育・健康の4つの分野のデータから作成されます。
日本は「教育」「健康」では大きなギャップはないのですが、「経済」「政治」の分野で差が大きいです。

男女間の賃金格差、政治家では圧倒的に男性が多いなど、確かに…と思う反面、このジェンダーギャップ指数121位というニュースを知った2020年初め頃の私は、「そんなに低いのか」と驚きつつ、「こんなに低いのに、なにこの私の危機感の無さは…。この危機感のなさがこのジェンダーギャップ121位という現実に現れてるのでは?」と、ジェンダーのことやフェミニズムについて興味を持ち、2020年は社会(学)系の本を数冊読みました。


「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす (光文社新書)

(↑この本は以前Twitterで燃えたらしい。日本人が家事を重視するのはなぜか、その変遷や時代背景、諸外国との比較が解説されています。読んで、家事がんばらなくていいじゃん!!と思えた本。)


女ぎらい (朝日文庫)

(↑Twitterフェミニストの人のツイートを見ていると知らない言葉が多く、その勉強のために読みました。この本は上野千鶴子著でめっちゃ骨太でした。途中までしか読めてないけど、ミソジニー女性嫌悪)について勉強になりました。特に「神聖視と蔑視は表裏一体」とか)


なぜ共働きも専業もしんどいのか 主婦がいないと回らない構造 (PHP新書)

(↑この本は一昨年の年末だった気もするけど、面白かったです。自分の感じていたしんどさを言語化してくれてスッキリしたり、ステレオタイプ的な男女の役割に縛られない夫婦の働き方の事例も紹介されていて希望を感じた。) 

 

本を読んだり、Twitterで流れてくるツイートを見たりする中で、今まで自分が持っていたアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)が明らかになってきました。

 

  • 私が飲み会(今は主にオンラインですが)に行くと「子ども達はダンナさんが見てるの?すごいね」とよく言われる(そしてそれ子持ちの男性には聞かないよね〜と思う)けど、私も子持ち男性に対して「奥さんが見てるの?」とは聞いてない。どうしてだろう?→「育児は妻が主に担うもの」という認識があるからでは。
  • どうして私は私が時短勤務をすることを当たり前だと考えていたんだろう。夫がとることを初めから視野に入れなかったのは何故だろう?→「(夫婦どちらかがとるなら)母親が時短勤務をする」という認識があったからでは。
  • どうして夫に長く育児休業をとってもらおうと初めから考えていなかったんだろう。→当時の夫の会社では長く取れる雰囲気ではなかったけど、「基本的に母親が長く育休をとるのが当然」と思っていなかったか?(これは日本の現実の状況もそうだけど)
  • どうしてなるべく食事は手作りして一汁三菜は無理でも2品くらいはおかずを用意したいと思ってたんだろう?あとなんで私が作る前提で考えてたんだろう?夫も料理できるのに。→「母親が家族に栄養のあって美味しい食事を作るのが良いこと」と思ってた。
  • 子どもは二人とも母乳だけでいけて、特に1人目の息子のときは最初は乳首が切れるし痛いしでめちゃくちゃ大変だったけど、「私が頑張ればいいなら頑張る」と頑張ってたら運良く母乳が軌道にのった感じ。でもその気合いはどこから来てたんだ…?→「母乳(の方がミルクより)が良いもの」という強烈な意識。母乳が出なかったら諦めてたと思うけど、それにしても母乳へのこだわりが強かったと思う。

 

これ全部「母親」の呪いですね…。

仕事と家事育児を両立しないといけないとか、「理想の母親像」からくるものとか。

(ちなみに、こう書くと「夫は家事育児しないのか?」と思うかもしれませんが、めっちゃしてます。特に料理は半年以上ほぼ夫がしてます。それでやっと最近、料理に関して理想を求める意識は薄れてきました)

アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)とはよく言ったもので、本当に無意識のうちにこういったバイアスが刷り込まれていて、そういう認識になっていました。時短とか育休とか含めて、私がしてきた選択は、どこまでが真に自分の自由意志に基づいた選択だったかというのが、ちょっとよくわからなくなりました。(つらい)

「自分の人生の選択を正解にしていくしかない」と思っていますが、その自分がしてきた選択は、ジェンダーステレオタイプに基づいた選択を無意識にしていたんじゃないか。

そんなアンコンシャス・バイアスが根底にある価値観で選んだものが、本当に「『自分の』選択」と言えるのだろうか。

 

という葛藤が私のなかで繰り広げられまして(自分の選択に対しての結論はまだ出ていないのですが)、こういったアンコンシャス・バイアスがあると、その人の人生の選択の妨げになる、というのは「お母さん食堂」の署名サイトでも説明されていますが、私自身とても実感しています。

なので、ジェンダーバイアスや性別役割分担の固定化、アンコンシャス・バイアスを助長する表現は、これからはなくしていったほうが良いと思います。

 

「お母さん食堂」の話に戻ると、署名をうけてファミリーマートが「お母さん食堂」の名前を変えるかどうかは、完全にファミリーマートに委ねられているというのは大前提として、「お母さん食堂」という名前は「お母さん=料理する人」と想起させられアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)を助長したり、再生産する可能性があるので、ジェンダー平等の観点から考えると相応しくないと思います。

ジェンダーステレオタイプ的な表現は、「お母さん食堂」に限らず、広告や芸術の分野でも、日本中にありふれています。アンコンシャス・バイアスを持ったり、性別役割分担を内面化する度合いは家庭環境が大きいという気もしますが、社会に溢れるジェンダーステレオタイプな表現に触れながら、普通に日本で育った私は、前述のようにアンコンシャス・バイアスをバリバリに持っていたので、相当気をつけないと子ども達も同じことになると思っています。

 

なので、私は子ども達には、例えば「男の子だから泣かないの」などの「男らしさ」や「女らしさ」の規範を押し付けないように気をつけています。

また、もし一緒に観ていたTVでジェンダーステレオタイプ的な表現があれば、子ども達に話をしたいと思います。

このあたりの話は、先日読んだ「これからの男の子たちへ」を参考にして、息子と娘を育てる中で、ジェンダーのことを考えるタイミングが来たら逃さず、一緒に話して考えていきたいです。

(この本は今息子が5歳のタイミングで読めて良かったです。男児を育てる人におすすめします)


これからの男の子たちへ :「男らしさ」から自由になるためのレッスン

 

参考

ネットの海にこのタイトルの記事を流したら、また批判的なコメントがくるのは目に見えてるのですが…。批判したい気持ちがあるなら、その批判したい気持ちはなぜ出てくるのか、自分の中を見つめてほしいです。

この「お母さん食堂」の件について、Twitterや記事で私が参考になったものを以下にまとめます。

この問題でモヤモヤしている方は、目を通してみると考える助けになるかもしれません。

あんなさんの一連のツイート

sumatome.com

くらげさんの一連のツイート
飯田浩明さんの一連のツイート

 笛美さんのnote

note.com

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時短ワーママ、マミトラとかキャリアを考える

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こんばんは。2ヶ月ぶりにブログを書きます。

7月末に育休から復帰しましたが、仕事も忙しく、家庭は子ども達2人とも可愛いし、夫ともケンカなどせず協力して家庭運営できている充実感があります。

そんな中でもモヤモヤとした悩みとして、自分のキャリアをはっきり思い描けないというのがありまして、2ヶ月前くらいに本腰入れてちゃんと考えよう!と思ってもやはり頓挫しました。(2回目)

私が今どんな仕事をしているかというと、中小ベンチャー企業で事務職をしています。6時間の時短勤務です。ベンチャーだとゴリゴリいこうぜ!!みたいな感じかと思うかもしれませんが、そういうカラーの人もいますが、私が育休復帰後に配属になった部署は役所への申請を担当していて、「やらないといけない事」を粛々とやる感じの部署です。

復帰前に先輩と面談したときに、「この部署なら子どもがいても働きやすいし、安心だね」的な事を言われました。確かにやるべき事は決まっているし、育休前もこの部署の業務を一部手伝っていたので、業務内容も全くの初めてではありません。しかし残念ながら、言ったら悪いけど、業務的に全く面白みのない仕事です。

そうこれは

マミトラか

自分マミトラのってね?このままじゃやばくね?というモヤモヤから、自分のキャリアをちゃんと考えよう!と思って、キャリアコンサルタントの人のメーリスに登録し、毎日送られてくるワークに着手したのですが、「自分の理想の働き方は?」「理想の家族は?」「理想のライフスタイルは?」といった質問にボヤーっとした事しか思い浮かばず、挫折しました。

そのまま、仕事はタスクが次から次へと来るし、家族とは寝かしつけの時間が毎晩幸せだしで、半月くらい過ごしていたのですが、あるときふと思いました。

私は家族との時間でもそうだけど、人との関わりの中で喜びを感じているなと。仕事中も、チームの人達と

「あーこれな…(哀)」

「◯◯許可下りたよ!(喜)」

「◯◯(クライアント)から書類たくさん返ってきました!(楽)」

などの感情のやり取りに喜びを感じているなと。

業務内容とかやってる「コト」を見ると全然面白くないのですが、「ヒト」で見るとチームのメンバーは先輩も後輩もみんな仕事ができて信頼できて、とても良い雰囲気のなかで働けています。たぶんこれはすごく恵まれていると思います。

マミトラかそうでないかを決めるもの

H2見出し超偉そうですが、自分でマミトラだと思ったらそれはマミトラなのではと思います。逆にマミトラだと思わなかったら、マミトラではないのでは。まだまだチームのメンバーから仕事で盗めることあるでしょ、自分?

なんかごちゃっとした依頼きたわ(イレギュラーでめんどい)と思ったら、何の情報が分かれば、またそれを誰にどう連絡したら良いかっていう解決までの道筋がパッとわかる?

そういう仕事のスキルがまだまだ未熟なくせに、マミトラとかいう資格は私にはないと思うのです。(私の経験年数は、1人目の産休に入る前に1年ちょい、2人目の産休に入る前の1年半くらいで、合計3年ほどしかないのです。ひ、ヒヨッコ…)

 

aomushi-gurashi.hatenablog.com

 

1年前に書いたこの記事の結論と同じなのですが、とりあえず今の仕事で必要とされる事を、周りから吸収できることは吸収する心構えを持ちながら、精一杯やるしかないと思います。それをやり切ったら、キャリアに関してもまた違う景色が見えてくるのでは、と今は思っています。

まぁ、私は総合職ではないので、このままゆるキャリを地でいくというのもありだと思っています。でもやっぱり総合職並みに(転換して)やりたいと思うかもしれないし、それはまぁこのあと数年の自分の調子を見て決めたいです。


時短かフルタイムか

Twitterを見ていたら、「子どもが保育園のときに時短で、小学校になってからフルタイムに戻そうと思っても、時短に慣れた後ではエンジンがかからない」「保育園時代こそフルタイムに」みたいなのが流れてきたのですが、今より2時間も長く働くとか無理(笑)と心の中で一蹴しました。お迎え時間に間に合わないし、今でさえ毎日けっこう疲れてるのに、むりです。

私はそんなに気力体力がある方ではないと自覚しているので、自覚しているからには、自分のことは酷使せずにちゃんと大切にしようと思っています。人と比べても良いことは何もないので、自分が自分でいられる道を選ぶように(自戒)。

フルタイムに戻したくなるときもくるかもしれないけど、「時短かフルタイムか」から考えるのではなくて、自分がどうしたいかから考えるように。


人生は仕事だけじゃない

先日5歳になった息子も、来月2歳になる娘も、毎日毎日可愛くて、「これもしかして今が人生で1番幸せな時期なんじゃ…?」と(不安に)思うくらい、今日も良い一日だったなと思うことが多いです。

そんな日々を送っていると、「別に人生は仕事だけじゃないな」と思えてきます。2年くらい前までは、けっこう明確に「仕事がデキるようになることが人生の至上命題」と思っていた節があるのですが、最近はそんな考えに縛られなくても良いなと思ってきました。

そんなふうに思わせてくれるくらい、私の人生に沢山の喜びをくれている家族に感謝です。

 

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「てがきはてな」で落書き

てがきはてなで落書き

最近ブログ書けてないなーと思っています。

ツイッターで「てがきはてな」なるものがリリースされたと知り、早速落書きしてみました。

10年位前にお絵かきで使っていた「手書きブログ」を思い出して懐かしく感じます。

「てがきはてな」はレイヤー機能はあっても、バケツツールがなくて色塗りで塗りつぶしができなかったり、色んな機能がイラストツールより制限されているので、制限されている分気軽に描けるのかなと思います。

あと、鉛筆の質感がかわいいです。私はipadapple pencilを使っていますが、筆圧検知してくれるみたいです。

イラストを書くときにはメディバンペイントを使っていますが、ペンツールで鉛筆がない(私が使いこなせてないだけかも)ので、鉛筆が選べるだけで「てがきはてな」使いたくなるなと思います。

職場復帰してからの生活と、ワーママとしての仕事への心持ち

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4歳息子と1歳娘を育てている、ゆきです。7月末に職場復帰してから1週間が経ちました。

日々の生活についてと、今感じている事について書きたいと思います。

私の職場は家から徒歩3分の同じ町内にあります。(激しく近い)

結婚してからずっと、今の家に住んでいて職場も近い環境です。

正直この環境で、通勤時間がないからこそ、兄妹が別々の保育園になってしまったけど何とかやっていけているのでは…と思います。

ちなみに、勤務時間は6時間の時短勤務にしています。会社は私の育休中にフレックスタイム制になりましたが、これがめっちゃ嬉しいです!今までは9時には会社に行かないといけなかったので、息子が朝ごはんを食べるのが遅いことに「間に合わないかもしれない」とイライラしてしまっていましたが、それがなくなりました。

今でもなるべく9時に会社に行こうと思っていますが、最悪10時までに行けばいいので(コアタイムは10時〜15時)、朝の時間に焦るストレスがほぼなくなりました。

1日のタイムスケジュール

1日のタイムスケジュールはだいたいこんな感じです。ちなみに家事育児は基本的に夫とツーオペです。


6時40分起床
6時45分前日の皿洗い、ご飯作る(この日は豚汁)
7時25分朝ご飯食べ始める
(夫、10分で食べ終えて保育園の連絡帳を書いたり、着替えを用意。
私、食べながら下の子の食事の補助)
8時10分子どもたち食べ終わる
8時15分子ども達を着替えさせる
8時 25分夫が子ども達と家を出る(保育園の送り)
8時30分~9時 皿洗い、歯磨き洗顔、着替え、化粧、野菜に水やり

9時夫が帰還(夫はこれから着替えて出社)
9時5分家を出る

9時10分会社着


16時30分退社
16時40分家に着く。着替え、ワークアウト
17時10分家を出る。保育園のお迎えに行く
17時55分家に帰ってくる。夫が帰宅してた。
18時15分夕ご飯(この日は作ってあったカレー)
19時食べ終わる。食後にぶどうを食べゆっくり。
19時30分掃除機をかける、布団を敷く
19時40分洗濯物を干す
20時お風呂
20時30分 順次お風呂から上がる
20時45分 パジャマを着させる、グルーミング、歯磨き
21時電気を消す。寝かしつけ。そのまま寝落ち

 

基本的にツーオペじゃないと回らないので、朝も夜も、1人が手が空いたら別の準備や家事や子ども達のお世話をするようにしています。


保育園の送りは夫が担当、お迎えは私が担当しています。兄妹で別の園で、息子の保育園は家から南に自転車で7分、娘の保育園は家から北に4分ほど(二つの保育園は家を挟んで反対方向にある)なので、家を出てから帰ってくるまで40〜50分かかります。

兄妹別園が決まったときは、大変そうで泣きたい気持ちでしたが、7月から2人とも保育園に行き始め、意外と別園に慣れてきました。

息子を迎えに行ってから、娘の保育園に行っていますが、息子は妹を迎えに行くのが楽しいみたいなので、これはこれで良かったのかもと思います。


会社から帰ると、お迎えに行く前に15分のワークアウト動画を見ながら運動しています。

https://youtu.be/aIFTmHljU6E

 

最近腰痛で1ヶ月ほど整骨院に通っていましたが、そこの先生から腰痛改善のためには筋トレ(腹筋)して下さいと言われことと、事務職で全く動かない、しかも通勤もないのでこのままでは運動不足でヤバいと危機感を持ったため始めました。

このツイートをした前日に腰痛でワンオペしていて、腰が痛いことで辛さが倍増していました。

心身の健康のためには、身体を良い状態に保つことが大切で、筋トレとか運動とかストレッチは幸せに生きるためには絶対必要なんだなと、腰痛を通して感じました。

筋トレのおかげで腰痛も良くなってきたので、これは習慣にしたいです…!


毎日の食事作りはまだ定まっていないので、今後の課題です。

以前は帰宅後保育園のお迎え前に作っていたのですが、今はお迎えに1時間弱かかるので、それはできなくなりました。

今は作りおき(カレー)、夫が帰宅してから作る(作ってもらう)、朝作る、昼休みに帰宅して下ごしらえする(お迎え後に炒めるだけ)、スーパーのお惣菜などで乗り切っていますが、毎日行き当たりばったりなので、今日はどうしようかと決めるのに精神的なコストがかかっている気がしています。

定めたい…いやむしろ定めないほうがいいのか…と思っていますが、もう少し経ったらスタイルが定まってくると思います。

また、今帰宅後の家事の大変さを増しているのは、娘の保育園は洗濯物が多いのに、ドラム式洗濯機が壊れて乾燥機能が使えないのも大きいです。新しい洗濯機を注文はしたので、早く来て!!(切実)



そして、基本的に寝落ちしているので、平日はTwitterに入り浸ることができなくなりました…Twitterのお友達のブログも全然読めてません…(;_;)


帰宅後ワンオペのとき

先週1日だけ夫の帰りが遅くて(と言っても8時50分には帰ってきましたが)ワンオペだった日があるのでその記録も。


17時帰宅
17時20分家を出てお迎えに行く
18時15分家に帰ってくる
洗濯機を回す、下ごしらえしてあった野菜と肉を炒める
18時45分夕ご飯。娘が「チッコ」とトイレに行きたがるので行く
19時25分洗濯物干す、お風呂にお湯をはる
19時45分掃除機かける、布団を敷く
20時お風呂に入る
20時30分お風呂から上がる、服を着せる、自分の髪の毛を乾かす
20時50分夫帰宅。私は腰が痛くなりこの後の歯磨きを夫に託す。
21時15分寝かしつけ
21時45分ごろ寝落ち


時間をみるとツーオペのときと大差はないですが、2人でやれたら1人50%の力でできるのに、ワンオペだと100%でやらないといけないので疲労度が段違いです。やっぱりワンオペはいやだ…


ワーママとしての仕事への心持ち

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1回目の復帰のときは、焦りや緊張があったのですが、今回はこんな緩くていいのか逆に不安になるくらい、頑張るぞという気負いがありません。

夫にこの話をしたら、「頑張るって無理するになりがちだから、変な緊張がないのはいいんじゃない」と言われました。たしかに。


息子が2歳の頃、仕事で新しいことをやらせてもらえて楽しかったけど、時短なのに残業してお迎えがギリギリになったり、保育園の駐輪場で自転車に乗ってくれない息子のイヤイヤに打ちのめされたりして、一時期頑張るというより「無理する」になっていた時期が、確かにありました。

そのときは「仕事は楽しいけど頭の中が仕事のことでいっぱいで、息子に向き合えていないのではないか」と悩みました…。今なら、向き合えてないなんてなかったなと思うのですが…


今回の復帰では以前のチームから異動になり、別の業務になりました。以前は営業事務でしたが、今は行政への申請を担当するチームです。まだ案件の流れの全体像が掴めておらず、早く掴みたいな〜と思います。でも焦ってはいないし、早くできるようなれみたいな周囲のプレッシャーもないので(会社の人々全員いい人なんです…有り難い)、今のところめちゃくちゃいい精神状態で働けているなと思います。


マミートラックってよく言われますが、私の業務も悪く捉えたらマミートラックと言えるのですが、先週1週間働いて、部署横断的にビジョンやミッションを考えるミーティングに参加したり、もっと部署内の人と語る時間をとったりしたら、自分なりのやりがいが持てるかもしれないなという気がしてきました。


復帰前に先輩ママ社員と面談したときに、

「今までの子どもがいないときの価値観や軸で自分を捉えていたら苦しい。状況が違うんだから、考え方も変えていく必要がある。」

「意気込む必要はない。淡々とやっていい。でもその上で、自分目線で業務改善したり、想いを持って仕事するのが大切」

という話があったのですが、本当にその通りだなと思います。


たぶん私は(というか殆どの女性は?)頑張ろうとしなくても頑張るので、今のような気負いがない精神で、自分のできることをやっていけばいいのかなという気がしています。

限られた時間しかないと嘆くのではなく、できることしかできないのだから、できる範囲で、自分が無理しない範囲で最善を尽くすのみです。