ひらがなにあまり興味がない5歳児のために用意したもの。絵本と積み木がいい感じ。
5歳と4か月になる息子は文字の読み書きにあまり関心がないらしく、「読んでみる?」「お手紙書いてみる?」などこれまで何度か促しても「やだ」と頑なに拒否していました。
来年は保育園の年長クラスで、小学校に上がる前にはある程度読み書きができるようになっていたほうがいいのでは?
私自身も平仮名の読み書きができるようになったのは比較的遅めでしたが、小学校に上がる前には祖父母への年賀状に何かしら一言書いてたなぁと思い、最近ひらがなに興味が持てるように色々取り入れてみています。
その結果、平仮名の書いてある積み木を「う、え」と並べたり、ワークで文字を書いてみるページに以前より積極的に挑戦したり、ちょっとは興味が出てきたっぽいので、今回は何を用意したか紹介したいと思います。
今まで家に用意していたもの
- お風呂に貼るあいうえお表(3歳ごろにこどもちゃれんじで来たやつ)
- 部屋に貼るドラえもんのあいうえお表(半年くらい前に購入したワークの付録)
- 「ひらがなパソコン」(3歳ごろにこどもちゃれんじで来たやつ)
- 「ひらがななぞりん」(4歳ごろにこどもちゃれんじで来たやつ)
お風呂に貼るあいうえお表
お風呂のあいうえお表は、3歳4歳のころは「〇どれだ?」(息子の名前の最初の字とか)とクイズを出しても「わかんない」と、あまり活用されなかったです。
保育園で今の4歳児クラス(年中)に上がってから、マークより自分の名前で自分のものを判別する機会が増えたようで、その影響からか、最近は自分の名前に使われている文字は読めるようになってきました。
なので、やっと最近になってお風呂で活用され始めてきました。
ちなみに2歳の娘も一緒に「〇〇ちゃんの〇だよ~」とやっているので、娘は既に自分の名前の最初の字が分かります。二人目ってすごいな。
ドラえもんのあいうえお表
部屋に貼っているドラえもんのあいうえお表は、息子はドラえもんが好きなので半年ほど前にキャラクターのパワーを借りようと買ったものです。
ドラえもん はじめてのあいうえお 3・4・5歳: ドラえもんと やってみよう! (ドラえもんとやってみよう!)
このワークの付録なのですが、あいうえお表目当てで買いました。ワーク本体はもう少し興味が出てからでいいかなと思ったのでやっていませんが、もうそろそろいいかなと思っています。
ひらがなが読めるようになるために、「毎晩1回家族であいうえお表を指差ししながら読んだら2週間くらいで読めるようになった」というネットの体験談を読んで、確かに数字が数えられるようになるプロセスと似てるなと思って(数字は①唱えられる、②文字と一致する、③数えられる、という段階を踏んで分かるようになるそう)、真似してやろうと思ったのですが、半年前はそんなに息子はやる気にならずでした。
ですが最近はゲーム的にやるようになりました。(ただし毎日ではなく気が向いた時だけ)
あいうえお表を居間の引き戸に貼っているので、そこを締めて(私か夫を締め出し)、あいうえお表(呪文)を最後まで唱えたら戸が開く(締め出されていた人が入れる)というゲームになりました。
なぜゲームになったというと偶然なのですが(確か夫が「あいうえおを唱えたら開く魔法のドアだよ」とか言ったからだったか)、こういう楽しんでできる工夫をするといいんだなと思いました。
ちなみに息子はまだ分からない文字は絵をみて考えているようです。
「ひらがなパソコン」と「ひらがななぞりん」
こどもちゃれんじで3・4歳児向けの「ほっぷ」8月号で来た「ひらがなパソコン」、4・5歳児向け「すてっぷ」4月号で来た「ひらがななぞりん」はどちらも息子には早かったようで、そんなにやっていません。
少し前にひらがなパソコンで「ひこうき」と押せるようになったくらいです。
そして息子がやっていると、娘も必ずやりたいと言い、ケンカになるので息子は落ち着いてやることができません…。
↑妹に取られた図
そういう事情もありあまり活用できていないので、今後に期待です。
最近用意したもの
絵本「あっちゃんあがつく」
「あっちゃんあがつく」はTwitterでめぐみさんが紹介していたのを見て買いました。
濁音や半濁音も含めた全139ページで、「いっちゃん いがつく いちごじゃむ」と語呂が良いのと、絵がかわいくて子ども達にヒットしています。
「あっちゃんあがつく」2歳娘にヒットだった。朝起きたら自分でめくって見てた。(息子5歳は娘ほどではなく…)
— ゆき@5y&2y 時短勤務 (@yuki18436612) 2021年1月25日
びっくりしたのが、ボードブックじゃないのにボードブック並みの厚さで、最後の「ん」までで139ページある。ちょっとした事典だな。
絵も素晴らしくて、食べ物どれも美味しそうだし、 pic.twitter.com/bAVqcbOj4p
ケーキがトランプしてたり、泣いてるとんかつを周りの調味料達があやしてたり、一つの絵の中にクスッとさせられるお話が仕込まれてるのが、大人でも見てて楽しい。
— ゆき@5y&2y 時短勤務 (@yuki18436612) 2021年1月25日
めぐみさんのこちらのツイートでこの本を知ったのですが、素敵な絵本教えくださりありがとうございます😊✨https://t.co/inKe1ThCve
最初は娘の方が見ていましたが、息子も気に入ったようです。読んでると寄ってきて、「読める?」というと、絵を見て読んでくれたりします(絵を見てるのでたまに間違う。笑)
でも息子は確実にこの絵本で「ひらがなを読む」ことに前向きになりました。今までは全然読もうとしなかったので…;;
公文の「ひらがなさいころつみき」
ひらがなの積み木もあった方がいいんじゃない?という事で、公文のひらがなさいころ積み木を購入しました。
お正月に夫の実家に行ったときに、同じような積み木があって、義母が娘とそれで遊びながら、息子の従姉妹達の上の2人はこれで名前の文字を並べたりしてよく遊んでたけど、5歳離れた末っ子はあんまり遊ばず(上の子達と一緒にゲームをするのが多かったそう)小学校入ってからけっこう苦労してたよ〜という話をされました。(焦る)
ひらがなの積み木だと公文から出ているのは平たい方がメジャーかもしれないです。夫の実家にあったのも平たいやつでした。
(↓平たいやつ)
わが家が買ったのはサイコロ状になっていて、1面が絵、5面に「あ」「い」「う」「え」「お」など5文字が書いてあります。が行やぱ行など、濁音と半濁音も一通りあります。
なぜこっちにしたかは、Amazonでこっちの方が2000円くらい安かったからですが、これだと同じ文字が最大5個使えるので、並べてしりとりがやりやすいです。
しりとりをするのは、まだ主に大人です。↑私と夫とこんな感じでやったりしています。
それを横目に息子は普通に積んでます。
でもたまに、積み木を持ってあいうえお表を見にいき、「え!」と読みを確認したり、自分の名前の積み木を並べたりしています。(しめしめ…少しは興味がでてきたようじゃな…)
恐竜かるた
恐竜かるたは、カルタもほしいなーと思って買ってみたのですが、あまりヒットせずでした。息子の恐竜ブームは終わっていたようです…。
そうすると次はドラえもんかな…
楽しくおぼえる ひらがな・カタカナ: ドラえもん おべんきょうかるた ([かるた])
「あっちゃんあがつく」のかるたもあるので、迷う。
あと、カルタを探していてジブリのかるたを見つけたので、息子そっちのけで、どれかほしいなぁと思っています。
息子とやろうと思ってドラえもんのカルタを探していたら、ジブリの名台詞カルタシリーズに心奪われてしまった。
— ゆき@5y&2y 時短勤務 (@yuki18436612) 2021年1月24日
買うなら息子がよく観てたトトロか魔女宅だけど、ラピュタとかもののけ姫もほしい〜。
「目が…目がぁ!」とか面白すぎる😂 pic.twitter.com/szar49cQgl
個人的にラピュタともののけ姫がジブリの中で好きなので、ほしいなぁ。でもやっぱりトトロかなぁ。
エンスカイ(ENSKY) となりのトトロ 名台詞かるた カードサイズH89×W58mm
Z会のワーク
文字に興味を持たせるためというより、小学校に上がる前にワーク的なものへの抵抗感をなくしたいと思って、Z会のお試し教材をもらってやってみました。
息子はこどもちゃれんじのワークは全くやろうとせず…。年少の頃の運筆のワークから苦手意識があるようです。
私も無理にやらせる気はなかったのですが、小学校入学まであと1年となると、ちょっとはやった方がいいのでは…?鉛筆を持ってなにか書くというのに苦手意識があると、それはすごい障壁では…?という危機感もあり。
(もちろん、小学校の宿題とかテストができないと、本質的な学ぶ力がないというわけでは全くないと思いますが、「できない」意識がついてしまうと息子が自信をなくすんじゃないかという不安があります。まあ私がこういうのを全く気にしなければいい話かもしれませんが…)
お試し教材のワークは息子がけっこうやる気でやってくれたのと、「ぺあぜっと」という親子でやる体験型の教材が魅力的だったので、入会することにしました。
息子とZ会のお試し教材「ぺあぜっと」の動く光レースをやってる。ぺあぜっと楽しい。 pic.twitter.com/PaouhD7GBc
— ゆき@5y&2y 時短勤務 (@yuki18436612) 2021年2月6日
ワークは、文字に興味を持ち始めたからか、ちゃれんじでは手をつけなかった文字を書くページも自分から積極的に取り組む意欲がでてきたようです。
ちょっと鉛筆の持ち方がおかしいのと、線がふにゃふにゃなので運筆の練習からだねって感じですが…!今まではやろうとすらしなかったので、かなり進歩です!
まとめ
文字の敏感期みたいなものって、まだ息子に来てないなーと思っていましたが、振り返ると、文字に興味が持つきっかけになるようなモノを家に用意してなかったなと思いました。
絵本とひらがな積み木が、現状では良い感じなので、これをきっかけに小学校入学までに読み書きにすこしでも苦手意識なく取り組めるようになればいいなと思います。
やっと少し文字に興味がでてきた息子ですが、書きがスムーズにできるまでの道のりはまだ長そうです。
まぁとりあえずは読み…!読めるようになれば最悪書くのはPCとか音声入力とかあるし(←)、なんとか生きていけるでしょう…
あと、ゲームのように楽しんでやれる工夫をするのと、息子のやる気を出させるような工夫をするのが大切だなと思います。ひらがなの呪文とか、ワークはできたページに花丸を書いてあげるとか。
私、自分が小学校の勉強は特につまずかず、宿題とか毎月取っていた進研ゼミも自分からやる子だったので、息子がそうじゃなかった場合の自分の意識の持ち方に気をつけないといけないと思っています。
教育虐待みたいにならないように、ひらがな以外への息子の興味も大切にしたいなと思います。