あおむしぐらし

4歳1歳兄妹と悩みまくりな私の(育児)日記

詳細なプロフィール②_軽いうつから、どうやって自信を取り戻したか。プロポーズされて就職を決意

当ブログの運営者、ゆきです。 ご覧頂きありがとうございます。

私のプロフィールを全2回に分けてお伝えしていきます。

今回は2記事目、内定を1つももらえずに大学を卒業してから、自信を取り戻すために1年間バイトを頑張り、プロポーズされたことを機にもう一度就職活動をしようと決意し、現在の会社に採用されるまでの話です。

全2回の詳しいプロフィールはこちら↓ ・詳細なプロフィール①_幼少期から、大学時代に軽いうつになるまで ・詳細なプロフィール②_軽いうつから、どうやって自信を取り戻したか、プロポーズされて再び就職活動に挑戦 ←今回はこれ

心のリハビリ期間。1年間バイトをがんばる

とりあえずどこかで働きたい。そこで働きながら自信を回復させたいと思い、家から近かった某テーマパークのバイトに応募します。(某テーマパークとか言ってますが、分かりますよね…)

とりあえず働けるなら職種も時間帯もなんでも構わないと思い、面接では希望職種・時間帯すべてに丸をして提出したら、その日の夕方に電話がかかってきて、おみやげ屋さんの夕方から閉店までの時間帯で採用になりました。

そこから1年間、頑張って働きました。毎日、その日にやった業務内容や改善点、次の日やその週の目標を手帳に書いていました。

来てくれるお客様の為に自分ができることを精一杯やろうと、いつも笑顔で接客するように心がけていました。「笑顔が一番良かったから、あなたのレジに来たのよ」と言ってくれたお客様がいて、そう言ってもらえたのは今でも嬉しい思い出です。

そうやって働くうちに、だんだんと自信を取り戻していきました。

プロポーズされて、ちゃんと就職しようと決意

大学4年生の頃から、SNSで知り合った、現在の夫と付き合っていました。

大学卒業後、バイトを頑張る日々が半年くらいたったころ、プロポーズされました。そのとき私は23歳で、まだ結婚のことなど真剣に考えていなかったのですが、夫は30歳だったので結婚適齢期でした。

はい、と返事をしたものの、結婚するという覚悟を決めるまで2カ月ほどかかりました。なぜそんなにかかったのかと言うと、就職活動をもう一度して正社員になるという覚悟を固めるまでに時間がかかったからです。

やはり結婚するのなら、今のバイトの身分では収入が不安定なので、正社員になることは必須だろうと考えていました。また、大学時代の友人は多くが名の知れた企業に就職しており、正社員でない自分に引け目を感じていました。

しかし大学時代の就職活動は全滅で、もともと自信がないのに、落ちるたびに自分を全否定されたような気になって落ち込んでいたので、もう一度やるというのは私には覚悟のいることでした。

しかし、バイトをする中で少しづつ自信を取り戻していたので、結婚すること、就職活動をもう一度やって正社員になることを決意し、バイトは年度末の3月で辞め、転職活動を始めることにします。

転職活動で飛び込み営業を経験する

就職のエージェントとして私が選んだのはジェイックで、営業カレッジに参加しました。

営業カレッジとは、2週間の営業職向けの新人研修を受けたあとに、営業職の採用を希望する企業の面接を受けることができるという研修プログラムです。 優良企業20社と書類選考ナシで面接ができる就職イベントを開催!就職ならジェイック! なぜ私がこのプログラムに参加しようと思ったのかは、単純に焦っていたからです…。笑。社会人スキルのない私が正社員になれるのは、営業職しかないと…。

長年営業職をしてきた父親からは「お前には営業は向かないと思うぞ。軍隊で例えたら、最前線で戦う部隊だぞ。」と忠告を受けます。

その通りで、体力は人並みしかないし、性格も大人しくて全然向いていないと思ったのですが、「ここで踏ん張らなければ人生いつ踏ん張るんだ」と、ずいぶんと気を張って2週間の研修プログラムをこなしました。

実際に飛び込み営業で、ジェイックから出版している新人研修用の冊子を売るという研修も2日間あり、最初はビビっていました。しかし、がむしゃらにやった結果、2日間で90社ほど訪問し、最後の最後に訪問した会社の、絶対にその冊子が必要ではない定年目前の方に、私への投資として1冊買って頂きました。

ふつう、いきなり飛び込み営業してきた人間から、540円の自分には絶対必要のないものなんて、買いませんよね?しかし、その方は見ず知らずの私が、今後立派な社会人になることを願って、自分には何も利益がないのに買って頂きました。

この経験から、自分も社会人として成長して、社会に恩を返していこうという思いを強くしました。

現在の会社に出会い、営業ではなく事務として採用される

「人生で一番やりたいことは何か」という問い

営業カレッジの研修プログラムを終えたあとに、集団面接で現在の会社に出会います。

面接官だった、その後先輩となる方に、「結局、仕事とプライベート分けないで考えたときに、人生で一番やりたい事はなんなの?」と聞かれて、泣きそうになりながら「今ははっきりとしていませんが、悔いのないように生きたいと思います。」という受け答えをしました。

その日の帰りの電車の中で、面接官の先輩の「人生で一番やりたい事はなんなの?」という質問がずっと頭の中で繰り返されていました。

私は人生で何をしたいのだろうか。

思い浮かんだのは、大学時代のサークルでの失敗でした。自分の覚悟が甘く、後輩たちにしっかりと向き合えなかった経験。後輩はかわいかったはずなのに、誠実に向かい合えなかったあの苦い経験は、もうしたくないと思いました。

「人と自分と真剣に向き合い、お互いの幸せを追求する」。これが自分が生きていく中でしたい事だと、ちょうど最寄駅に着く頃に思い至りました。

落ちたと思っていたら、次の面接に呼ばれた

「人と自分と真剣に向き合い、お互いの幸せを追求する」ということを生きていく中でしていきたいと考えたものの、面接ではあまりいい受け答えができなかったし、落ちただろうな、残念だ・・・と思っていました。

しかし意外にも次の面接にも呼ばれ、その後2回の面接を経て採用になりました。

営業職には向いていないっぽいからどうしようかね、と先輩方は悩んでいたそうなのですが、ちょうど営業事務を担当していた人が退職するタイミングだったので、営業事務としてその人の後任で入社することができました。今でも、このタイミングでめぐってきた縁に本当に感謝だなと思います。

失敗したり辛かった経験も、人生の軸を見つける糧になった

「人と自分と真剣に向き合い、お互いの幸せを追求する」という入社時の志を立てられたのは、大学時代の失敗があったからでした。

サークルのリーダーをうまく務められなかった経験から、軽いうつになるほど落ちこんだ私でしたが、それは私が大切にしたかった「誠実でありたい」という価値観を満たせなかったことが原因だと分かりました。この悩み、落ち込む経験がなければ、「人生で本当にやりたいことは何なの?」という質問には、未だに答えられなかったかもしれません。

そう考えると、失敗したり、辛い経験をしたりしても、これは無駄な経験ではないと思えるようになりました。

むしろ、辛い経験をしたからこそ、その分人に優しくすることができる、と思っています。

大学3年生から、卒業してから2年の5年間の間に、うつ気味・就職活動失敗・バイト開始・退職・就職・結婚・妊娠と、イベントが詰め込まれている感がハンパないのですが、この間に私も人間的にようやくしっかりしてきたなと、振り返ると思います。(大学卒業前は本当に甘ったれのくそ野郎でした・・・笑)

ここまでお読み頂き、ありがとうございます。

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